13501671_608643742634105_6027115327254925119_n エミール・ガレ風のランプを割ってしまい、修理を依頼していらっしゃるお客様がかなりいらっしゃいます。今日はその修理の過程を写真撮りしましたので、ご紹介したいと思います。

シェードが5分割に割れた修理依頼のランプが送られて来ました。紫外線を通すガラスであれば、断面を固定密着させ特殊なボンドで接着させて行きますが、断面が非常に薄く、欠けて変形している部分もあるので、なかなか大変な作業です。一端付くと剥がせなくなるので、ずれないように慎重に作業を進めます。

13516367_610749029090243_8160467704897837221_n13592326_610749045756908_8825704197541899218_n大よその形が整ったなら、こげ茶部分のひびの隙間に塗料を流し込み、ひびが目立たなくします。13528840_610749075756905_8698468522906146718_n

次にガラスが欠けてなくなってしまい穴の開いてしまった部分に、ステンドグラスの 似た色味のガラスをカット成形し接着します。その後、補強のボンドを施したり、全体をチェックし、クリーニングすれば、補修は終了致します。ひびはどうしても残りますが、ランプとしての形は復元しました!

13600190_610749132423566_1198014066686502574_n

13439028_610749105756902_2864782800276737194_n

13438923_610749119090234_4827441120725524359_n

13522047_610749222423557_1437587279393374624_n

13590510_610749149090231_4809271617514178040_n