輸送中に70箇所も割れてしまったランプの修理を依頼されました。
まず穴の開いた箇所、ひびの入った箇所に印を付け、それぞれの部分のガラスのナンバーを調べ、入手できない場合はそれに近いガラスを用意します。
周囲のハンダを溶かし、場合によってはカット線をいれ、割れた部分を取り除きます。取り出したピースや穴の開いた部分から、そのピースのサイズを割り出し、用意したガラスでカットします。削って形を整え、コパーテープを巻いて、その部分にはめ込みハンダ付けします。
70箇所全ての破損箇所のハンダ付けが終わりましたら、クリーニング、薬品での染色、そして最終的なクリーニングで完了致します。
割れた部分がどこか、すっかりわからなくなる程、きれいに直りました!
ステンドグラス・アートプレイス